初☆彼~ハツカレ~
ガチャン。

鍵が閉まる。
あたしも橋田も無言のまま。
玄関に突っ立ってる状態。

「橋田・・・?」

「・・・あぁ、わり」

橋田はぼーっとしていたのか・・・?
はっ、と我に返った感じがした。
不自然なのは気になったけど・・・。
つっこんだらキレられるから、そっとしておこう!

「上がれよ」

「うん!」

パンプスの脱ぎ、端にそろえる。
ふふん、昨日雑誌の"イイ女特集"読んだ甲斐あったわ!
そして・・・ついて行く。


案内されたのは多分、橋田の部屋。
黒を基調とした、シンプルな・・・そして橋田らしい部屋。

「ね、ここって橋田の部屋っ!?」

「まぁ・・・」

「わーーいっ♪」

あたしは橋田のベッドのダイブ!
橋田は毎日ここで寝てるんだぁ・・・、
なんて思うとなんだか嬉しい。

大好きな、

大切な、

あなたの香りがたくさんついてる。


あぁやっぱり。

あたしはあなたの彼女なんだ。

あなたのこと、大好きなんだ。

・・・・・って実感できた。
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