君の本当のsmile
 

一年前より更に細くなった腕に


いくつもの管が痛々しく通っている。



それと同時にある記憶が蘇ってきた



―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―


「どうしたの???」



『宇都宮さんとぉ、ヨシ君が

付き合ってるってぇほんと???』



「あ…うん」



『あたし達ぃ実はタカ君が好みなの!!!

今日の放課後屋上に来てもらいたいのぉ

ダメかな???』



「あ…うん。わかった」



『よろしくねぇ』



 
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