甘めな年上彼氏
必死に言い訳を考える
あたしを見て
向井さんは笑った。
「冗談。
一緒に過ごして
くれるだけでいいよ。」
向井さん…
あたしは
向井さんの胸に
顔を埋めたまま頷いた。
しばらくそのままだった。
なんか…
眠くなってきたかも。
暖かいし…
包まれてるって安心感??
向井さんと会ったのも
久しぶりだし
きっとホッとしたんだ。
昔から睡魔には
勝てなかったあたし。
そのまま
眠りに落ちてしまった。