倉庫の王様
だけど俺はまだこのクラスの担任…。



やることやらなきゃ…。



教卓に向かったはいいけど今からなにするんだっけ…。



あっ、出席とるのか…。



「出席を…とってみようか」

「なにそれ？とってみたら？」

「見た感じ休みはナシってことで。俺は究極に胃が痛いからさようなら」



いろんな生徒に突っ込まれつつ、すぐに出た教室…。



俺なんかいつも適当だったから別にいいんだけど…。



マジで胃が痛い…。



胃を押さえながら着いた職員室では担任を持たない先生がいた。



「顔真っ青ですよ!?」

「胃がちょっと…」



初めてこんな痛みを味わった。



キリキリじゃなくてギューッと痛い…。



あまりにも痛がってたからか、他の先生が保健室から胃薬をもらって来てくれた。



やべぇ…１時間目出れっかな…。



誰かに変わってもらうわけにもいかないし…。



精神的なもんって胃に来るのはマジなのか…。



相当病んでんな、俺…。



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