倉庫の王様
今年度、かなりの先生が入れ代わったとの噂。



だけど先生はこの学校の理事長の孫だからきっとやめない。



教室に入って校内放送があるまでワイワイガヤガヤ。



楽しいクラスになりそうです。



だけどそこに先生はいないんだよね?



きっと3年生を担当するなんてめんどくさいことはしない人…。



始業式が始まる体育館に行くと、スーツを着た見慣れない人達がたくさんいた。



新しい先生と、前からいる先生。



あたしが大好きな先生は…。



探しても探しても見つからない…。



もしかして…やめたの!?



「宮さんいなくない?」

「ヤダ…ウソだよね!?」

「さすがに急にやめたりしないでしょ~…」



不安で不安で泣きそうになった。



出席番号順に並んで、前が見えない状態。



目に溜まった涙が落ちそう…。



誰にも気づかれたくない…。



先生がいない学校で、あたしはどうやって生活すればいい?



先生のバカ…。



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