倉庫の王様
その後、ソファーに座ってふたりで映画を見た。



サチらしいベタなラブストーリー…。



「先生コレ系ダメでしょ」

「知ってんなら借りてくんなよ…。アニメの方がマシ!!」

「見たかったんだもん」



普通に隣にいて、普通にひざ枕してきて…。



カワイイ…。



俺の中に閉じ込めたい…。



「チュー…」

「いいから見とけ」

「ゔぅぅ~…」



カワイイなぁ…。



俺の好きにしていい?



拒否ったりされねぇ?



大人ぶってっけど相当我慢してんの、俺。



「先生意地悪…」

「どこが!?」

「もっとイチャイチャしたいのにぃ…」

「はいはい、見ねぇなら消すぞ」

「ほら意地悪!!」



記憶をなくす前、俺はどれくらいお前のこと好きだった?



わかんねぇけど、それに負けないくらい大事にしてるつもり。



俺の初恋…。



「先生の甘い匂い大好き…」

「もう黙れ」



押し倒して食ってしまいそう…。



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