WILD ONE ~キミに夢中~
アッキーの居なくなった教室で、私の前の席に黄色改め中山が座り直し、横に銀色改め高藤が座る。
よく見れば2人とも朝から、顔に生々しく傷なんてつけていて。
凡人を威嚇するには十二分すぎる風貌とオーラが出ていて。
…………。
ぽつねん……。
てかこんな派手な2人に囲まれた離島に私ひとり。
どうりでこの窓際の特等席が空いていたわけだよ。
ここ、こいつら専用の席なわけだよ。
誰か教えてくれても良かったんじゃないのぉ?
転校初日のいたいけな乙女にあまりにもつれないじゃ~ん?
ぐるッと教室を見渡して気づく。
あれ?
視線が誰とも合わない……?
ああああああ!
しまったぁぁぁぁ!
完全に私このカラフル不良のグループに分類されちまっている……。
『あ~、やっぱり髪真っ赤だもんねぇ。そっちのグループだよね』って声が聞こえてきそうなクラスメートの表情。
よく見れば2人とも朝から、顔に生々しく傷なんてつけていて。
凡人を威嚇するには十二分すぎる風貌とオーラが出ていて。
…………。
ぽつねん……。
てかこんな派手な2人に囲まれた離島に私ひとり。
どうりでこの窓際の特等席が空いていたわけだよ。
ここ、こいつら専用の席なわけだよ。
誰か教えてくれても良かったんじゃないのぉ?
転校初日のいたいけな乙女にあまりにもつれないじゃ~ん?
ぐるッと教室を見渡して気づく。
あれ?
視線が誰とも合わない……?
ああああああ!
しまったぁぁぁぁ!
完全に私このカラフル不良のグループに分類されちまっている……。
『あ~、やっぱり髪真っ赤だもんねぇ。そっちのグループだよね』って声が聞こえてきそうなクラスメートの表情。