Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~


踊ってるときの自分が、あたしは一番好き。

あんな高揚感は、他じゃ味わえないものだから。


乾いた喉をミネラルウォーターで潤していると


「お疲れさーん」

あたしを現実に引き戻す声が響いた。


「ダイスケ!」

あたし以外の『WOMBS』メンバーが、ダイスケに駆け寄る。


「来てくれたんだ~」

「おー、お前らの応援にな」


……応援って。子供の運動会じゃないんだから。


ゴクゴクと水を飲むあたしの脳裏に、ついさっき見た光景がよみがえった。

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