Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~

「とりあえず俺、卒業の準備とかで忙しいし、しばらくバイト休むから。
その間にちゃんと答え出しといてくれよ」



颯太は灰皿にタバコを押しつけると、憮然と立ち上がり、店を出て行った。


ひとり残された私は、冷めきったコーヒーを口に運んだ。



あたりに残って漂うタバコの煙が、目にしみた。





   ―――SAYA


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