Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~
そう言いながらタケルは、新しい店の名刺をくれた。
「そっかぁ……。がんばってるんだね」
「そりゃもう、出世街道まっしぐらッスよ」
「あはっ……」
「何やねん、変な笑い方して」
「んー、なんかねぇ。
あんたのバカ面見てたら、力が抜けたってゆーか」
「何ぃ?」
おどけて凄むタケルに、あたしは頼りない笑みを返した。
するとタケルは、ふいに心配そうな顔になった。
「なんかあったんか?」
「……」
さすが、付き合い長いだけあるなぁ、タケル。
柄にもなく弱音吐いちゃいそうだよ。