秘密にし・て・ね(後編)

夏樹VS友成


リビングに入った二人は無言のまま立っていた。



「とりあえず二人とも、座って?お茶出すから」



「花咲、今日は彼氏が来たみたいだから俺は遠慮するわ。また来週病院の前に連絡するわ」



「でも・・・・・・せっかく来てくれたんだからお茶でも飲んでいってよ!」


は?こいつ天然か?

誰が好き好んで恋敵の彼氏と肩を並べてお茶をすすらなくちゃならねえんだよ。

相手はさっきから何も言わねえけどぜってー俺のこと意識してるはずだよな。

彼氏さしおいて同僚が彼女の病院に付き添いなんて、彼氏からしたら良い気分じゃねえと思うし。
< 39 / 141 >

この作品をシェア

pagetop