ブラッティ・エンジェル
 「君、僕のモデルになってよ。」
あの日、私は普通に街を歩いていた。
 そんな私に、黒髪のあまり目立たないが綺麗な男の子が声をかけてきた。
 これが、例のナンパかと私は心の中で頷いていた。
 私が何か言う前に、彼は私の腕を掴んで走り出した。
 私と希の出会いは、こんな慌ただしくよくわからないものだった。


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