G i f t ~ギフト~
女神様!
・・・・・・?


『・・・・・んっ・・』


あれ??


『んっ・・・ぁ・・』


唇に生暖かい感触を感じて目を見開いた私。


『ん・・・んっ~~』


「あ?起きた?」


起きた?って・・・随分派手な起こし方だ事・・・


『寝込み襲うのやめてよ!!!』


「起こしたのに起きないから。それによだれ・・・垂らしてたよ?吸っといたけど」


『なっ!!!』


指先で口の周りを拭う私。


かなり恥ずかしいです。がくっ


フロントガラス越しに周りの景色を見渡したら・・・


『はぁ?何??ここどこ?』


一応見覚えのある場所なんだけど。


「ん~~。走り続けてたらここまで辿り着いたって感じ?」


『・・・出たな。サプライズ王』


「うほぉ。俺王様?ってか俺様!!」


『・・・そ。しかし・・・お○場?だよね。ここって?』


「・・・」


おい!返答無しで煙草を吸うな。


『何故にココ?』


「女神様に会いに。ね!」


『・・・・・・』








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