SunFlower―恋の花が咲くまでー

『ごめん…分かんない……』

やっと、それだけ言うと、智也の胸を押し腕から抜けた。

「向日葵!!」

そんな智也の声から逃げるように走った。


『ハァハァ…なんでぇ…?』

苦しくなって立ち止まると、そんな言葉ばかりが溢れてくる。

< 298 / 424 >

この作品をシェア

pagetop