SunFlower―恋の花が咲くまでー
「そうそう、寝るなら上手く寝ないとね?太陽君?」
いつの間にか横に居た龍君がそう言う。
「君付けんな!だってさー、1番前の席で上手くとか無理じゃね?」
「分かってるなら寝なきゃ良いのに、バカね」
「バカって…。本当に毒舌だな里中…」
りっちゃんの言葉に太陽君の顔が引きつってる。
「そういえば向日葵もうすぐテストだけど、大丈夫なの?」
「シカトですか…」
太陽君が言ったのを軽くスルーしてりっちゃんが言う。