【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「なっ、何言ってんのバカ!!」


「俺は今の気持ちを話しただけだぞ」


「だっ、だからってそーいうこと普通に言わないでよね!!恥ずかしいんだから!!」



あたしはそう言って爽真君を思いっきり叩いた。




「いって!!何すんだよこの乱暴女。鬼嫁!!」

爽真君はあたしを睨み付けて言った。





……爽真君の鋭い視線と低い声に、思わず体が硬直した。


……そ、そんなに睨まないでよー。怖いんだから!!







だって、爽真君不良なんだよ?!


そんな人に睨まれたら何も言えなくなるから!!




ていうか、ほんとに怖いし!!


お願いだから睨まないで!!





謝る。謝るから!!


睨むのだけはやめてください!!



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