【完結】不良彼氏の甘い誘惑
爽真君はそう言って口元を吊り上げてニヤッと笑った。
?!……なにコイツ!!ちょー上から目線!!
「結構!!」
「遠慮すんなって」
「してない!!」
「なあ……」
爽真君はいきなり低い声を出した。
「……何?」
爽真君の低い声にちょっとビクッとした。
「お前さ……俺のこと憎んでる?」
「……え?」
爽真君はそう言うと、悲しそうな目であたしをジッと見た。
「俺はさ、沙紀と……お前の姉ちゃんと別れた」
「…………」
「だけど、本当に好きだった」
「…………」
「だけど……俺は沙紀を捨てた訳じゃない」
「…………」
「ほんとに別れたくなかった。けど、そうするしか方法がなかったんだ」
?!……なにコイツ!!ちょー上から目線!!
「結構!!」
「遠慮すんなって」
「してない!!」
「なあ……」
爽真君はいきなり低い声を出した。
「……何?」
爽真君の低い声にちょっとビクッとした。
「お前さ……俺のこと憎んでる?」
「……え?」
爽真君はそう言うと、悲しそうな目であたしをジッと見た。
「俺はさ、沙紀と……お前の姉ちゃんと別れた」
「…………」
「だけど、本当に好きだった」
「…………」
「だけど……俺は沙紀を捨てた訳じゃない」
「…………」
「ほんとに別れたくなかった。けど、そうするしか方法がなかったんだ」