【完結】不良彼氏の甘い誘惑
え?……付き合ってる?

誰と誰が?





ていうか、この声―――

絶対アイツだ!!







あたしはゆっくり後ろに振り返った。


……やっぱり!!





「ぎゃあっ!!触るな!!抱き付くな!!離れろ!!」


あたしは爽真君を引き離した。







あたしを抱き締めていたのは……


正真正銘、爽真君だった




「なんだよ亜季。恥ずかしがんなよ」


爽真君はニヤリと笑うと、あたしは肩に手を回しそう言った。







「さ、触らないで!!恥ずかしがってない!!」

「なあ亜季」


「やめて!!気安く名前呼ばないで!!」


「……今日、お仕置き決定だな」



爽真君は不敵な笑みを浮かべてそう言った。



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