禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
■希望と絶望■
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あの日から、英里奈は学校を休んでる。



宮埜はお茶会の準備が忙しいとかで、顔を合わせていない。



問い詰めることも出来ないまま。



真っ黒な状況と心の中は、苦しくて仕方ない。



神楽にも連絡つかないのが、何よりも辛くて…。



今にも自分が崩れかけてしまいそう。



それでも、朝はやってくる。
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