護りたい者のために

*新たな妖魔


私は何十匹もの妖魔を倒し終え地上に降りた



『ハァ、ハァ、ハァ、ハァ』



さすがに一人で戦うには無理があった



「リン」



振り返るとレオンが走ってきた



「大丈夫か?」



『ちゃんとみんなを安全に届けた?』



「ああ」



私はレオンの頭を撫で背中に乗った



『ウォームのところに連れてって』



レオンは屋根に飛び乗りウォームのいる中央広場まで走った
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