約束 -2-

from友華

目をあけると殺風景な景色が目に入った。




横からは規則正しく音が聞こえる。





右手は少し熱かった。





「………さとや…???」





智也があたしの手を握って寝ていた。




「あ…おはよぅ…」




おはようって…智也だけじゃん。


あ…ん?

あたしもか(笑)




体を起こそうとするとお腹に激痛が走った。





「…………たっ………」



「ん? 大丈夫か?」






「…うん、ちょっと…………」








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