D U S H ! !


「…ということで、おしまい!お前には申し訳ないけれど、もうこいつらが出ることになってるんだ、他をあたって欲しい」

「……」


おっちゃんに頭まで下げられたら、こいつだって引き下がるしかない。


「…わかりました。他をあたります。でも、お前!」


指を差された。
え、俺?


「ユカちゃんはオレのモノだからね?」


「…キモイ」

「ユカちゃんひどい~!!」


は、はあ


そんなこんなで、とりあえず一件落着したんだけれど…。


「そこでだお前ら。フェスに出場するとはいっても、まだ一次審査さえ受かってないんだ。直ちにデモテープ送れ、デモ」

おっちゃんはたばこをふかしそう言うけれど、


「「「「もう申し込んだんじゃないんですか…?!」」」」




< 232 / 346 >

この作品をシェア

pagetop