王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜


「隼人くんがタイミング良く現れてよかったね」


「うん。本当助かったよ」


昼休みになり、屋上でお弁当を食べながら親友のミホに今朝の出来事を話した。 


「でも隼人くんって本当謎だよね。男友達もつくらないし、一匹狼みたいで」


「でも、あたし駅前で新城隼人見たよ?柄の悪そうな人達とたむろってた」


「ふぅん。でも謎が多い男って惹かれるよね〜。あの冷たい目で見下ろされたい……みたいな?」


ウットリとした表情を浮かべるミホ。


「……ミホってMなんだ」



あたしは苦笑いを浮かべながらボソッと呟いた。


「うるさい!」


でもあたしの呟きはミホの耳に届いていたようで。


「冗談だって」


あたしがクスクスと笑った瞬間、頭上から低い男の声が降ってきた。

< 7 / 448 >

この作品をシェア

pagetop