愛してジュリエット!



代役決めてねーよ…幸夫に怒られる…。



今日は朝から樹里ちゃんは目を合わせてくれる気配なし。


完璧に嫌われた俺。



「…いざとなったら亜紀がやるから…」


そう、あーちゃんは言ってくれた…少し嫌そうに。

「ありがとあーちゃん」

俺はあーちゃんの頭をなでなでしながら涙をのんだ。



「っで〜…樹里ちゃん決まった?」

もう結果は見えてるけど。


「あたし…やるわ。」



やっぱり…。


って……やる!?


「「やるのー!?」」

「…何よ、あんたが誘ったんでしょ?…文句あるの?」


ないないないない!
まったくございません!!
むしろ大歓迎!!


「やったー!!!!!!!」

「よかったね、みーくん!」


皆が暖かい拍手を贈ってくれた。
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