愛してジュリエット!


楽屋から出てきた樹里ちゃんは今までで1番綺麗で…



俺の心臓はこんな時でもドキドキしっぱなしだった。







「おらロミオ!位置つけ―。」


「…あぁ。」


「…ねぇ…ちょっと。
あんたどうしたの?顔色悪くない?」


「樹里ちゃん…。」



ちゃんと…最後はきちんと…俺の気持ちを伝えよう。


樹里ちゃんに背中をずっと向けてた体を樹里ちゃんの側に向け…


目を見つめながら…


「俺今まで付きまとって気持ち悪かったよな。
…でももう今日で終わりにするから。」


「…は?終わり?」

「瑞稀さんには悪いけど今日ロミオとジュリエットの中では恋人でいさせて…」







「…俺樹里ちゃんのことが好きなんだ。」




「―次の劇はロミオとジュリエットです」
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