続!イジワル王子とお姫様
「ナツキくんっ! 蝶野さんを撮るって……ホントなの?」
ジッとナツキくんを見ていると、黙ったまま微動だにしない。
そこへ伊勢谷くんが横から入ってくる。
「呆れるよなー。いくらモデルに差があるからって、彼女ほっぽって他のオンナ撮るなんて、最低じゃね?」
うぅっ、今はその言葉はかなりキツいんだけど。
そりゃね、蝶野さんの方が素敵だし、美人だし、スタイルもいいよ。
賞狙うなら、蝶野さん……なんだ、よね。
「オレは、蝶野さんの熱意をかっただけじゃん。オレじゃなきゃ『イヤだ』って言うから……」
ナツキくんの言葉に、胸がえぐられるような気がした。
そんな……。
『ナツキくんじゃなきゃイヤだ』なんて言葉、鵜呑みにしないで?
これをきっかけに、どんどん蝶野さんにナツキくんを取られてしまいそうな恐怖感に襲われる。
ジッとナツキくんを見ていると、黙ったまま微動だにしない。
そこへ伊勢谷くんが横から入ってくる。
「呆れるよなー。いくらモデルに差があるからって、彼女ほっぽって他のオンナ撮るなんて、最低じゃね?」
うぅっ、今はその言葉はかなりキツいんだけど。
そりゃね、蝶野さんの方が素敵だし、美人だし、スタイルもいいよ。
賞狙うなら、蝶野さん……なんだ、よね。
「オレは、蝶野さんの熱意をかっただけじゃん。オレじゃなきゃ『イヤだ』って言うから……」
ナツキくんの言葉に、胸がえぐられるような気がした。
そんな……。
『ナツキくんじゃなきゃイヤだ』なんて言葉、鵜呑みにしないで?
これをきっかけに、どんどん蝶野さんにナツキくんを取られてしまいそうな恐怖感に襲われる。