★逆恋☆
「何言ってんの??!!」


口元を拭いながら問いかけるあたし。



「だって毎日来るんだよ!

涼くんが来なかった日なんてなかったでしょ?

そんなに紫乃のところに来るなんて


やっぱり好きだからじゃないの??」
























真衣に言われた途端に


頭の中で






涼くんの笑った顔とか

褒められたところとかを



一気に思い出した。






















――――…って












何で思い出しちゃってんのあたし!!?








別に涼くんはなんでもないのに……




















そう思っても


頭の中のものは消えてくれない。













顔が赤くなる気がした。




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