手を繋いで…
浩二クンの うちへの 気持ちが 重く感じる…

うちのこと 思いやっての言葉も 若かったうちに
とっては それが わからなかってん…


自分らしく生きろ…

うちの中で それがどういうことなのか
自分にええようにしか
捉えてなかった…

そんな うちに
浩二クンも 嫌気がさすのは当たり前やった。

浩二クンの前のうち…


好きなのに 熱い
ときめくような そんな
少女のような気持ちには
なれへん…

ずっと 一緒にいてたい
とか
そんな夢みる気持ちは
うちにはなかってん


浩二クンはうちにとって
ブランドみたいな
飾り的存在?

うち自身がわからなくなってた。
浩二クンに 悪い…


うちらしくは
自由奔放
男は うちにとって
利用するだけの道具…


ヤッパリ 染み付いた過去からは 逃れられへん…


浩二クンに悪い
別れを予感してた
美奈子やった…
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