狼と赤ずきん。
「ケンカはやめてよ。」
咲はしょぼんと私に謝る。
荒月はつーんっとそっぽを向く。
「もぅ二度と仕事の邪魔すんじゃねぇぞ。」
そう言って、また図書室に戻っていく。
咲はまた”ごめん”と謝る。
「大丈夫だよ、咲。荒月なんて気にしちゃダメだよ。」
「でっでも、クスギが…。」
「えっ?私が…?」
「クスギ、狼のこと好きなんでしょ?」
・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
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