狼と赤ずきん。



「さっきのは驚きだね。あいつが狼っしょ?」



咲が笑顔で歩いてきた。



咲の笑顔を見るとなんか嫌な事を忘れる。


さすが咲パワーだ!



「うん・・・。」


ちょっと気になることがあった。



「まさか、荒月が私からボールを受け取るとはね。



絶対、拒否するか、自分で投げろとか言うと思った。


終わりだと知ってて言ったのかな?



それとも、私がボールを投げないのを馬鹿らしく思って?」





自分で自分を傷つけているようで嫌だった。



荒月って何考えてんのか解かんない。







< 38 / 266 >

この作品をシェア

pagetop