リアルアバター

『君の考えはなーんでもお見通しなんだよ。うふふ、君が家を覗いてるのを知ったわたしたちは逆手にとったんだよ、あははは』


こいつは俺が来るって知っていたのか…。


だからわざと裏口を…。


『でも残念だけど君にはゲームを止められないよ。何故ならクズばかりって言っただろ?彼らは欲の塊なんだ。あははは』


男は麻里の近くに腰掛けた。


『麻里…お父さんにも君の恨みを払わさせてくれないかい。』


死体を撫でながら話し掛ける男。


< 202 / 218 >

この作品をシェア

pagetop