Strawberry & Chocolate
「ただいま帰りました」
「お邪魔しまーす」
夕食を作り終えてダイニングに運ぶ途中で聞こえ知った声がした。
小梅がソラを連れて帰ってきたみたい。
「お帰りー小梅!ソラ!練習お疲れ様ー!ちょうど夕飯できたとこだよー!」
「やった!今日は小梅の相手させられたしさ、お腹ペコペコだったんだー!」
「何ですかソラ、その言い方は…。それよりリナ、なんでいきなり私の家に?」
「え?小梅ん家に来るのに理由いるの?」
「…いえ…まぁ…あえて言うなら私の都合とか考慮してもらいたいなと…」
「何膨れてんのさ小梅!せっかく柳人も連れてきてあげたんだぞー?」
「…そ、それ、どんな関係があるんですか!?」
照れちゃってもー。
ホント小梅って自分に素直じゃないよなぁ。
「それ、リナに言われたくありませんね…」
何を!?
気持ち自覚してる分小梅よりはマシですよーだっ。
…ん?
気持ちを…自覚?
「小梅、リナちゃん、早くいらっしゃいな。みんな待ちくたびれてるわよ」
「い、今行きますお母様っ。…リナ、行きましょう。…て、どうしたんですか?ボケーッとして」
「え?ううん。何でもない」