『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
…“孤独”に耐え切れず、何度も死を試みた…でも、死ぬ事も怖かった…私には“死”と言う選択が出来なかった…。“生命の研究”のお陰で、不死身となった私は、4億年以上もの間一人で火星に住み、待ち続けた平和な世界を待つのでは無く、私自身が創る為にそして私は、あの“ロブ”の話しに出てきた、ノアの血を受け継ぐ、新時代の救世主、Messiah出現を待ったきっと彼なら私に賛同してくれる事を願い…そう思い、探し続けた…』

新道『そして4億年以上もの歳月は、私に数々の研究を完成させたそして遂に来るべき時が来た火星から地球を見ていると一度滅んだ人類がまた地球に現れ、尚且つ、文明も進んで来た』



新道『そしてやっと現れた“Messiah”こそが、今ここに居る君だよ滝沢君』

滝沢を指差してそう叫んだ新道、続けて新道は滝沢に語る。


新道『さぁ君の答えを聞こう私と共に、平和な時代を平和な世界を創ろうではないか』


滝沢『………』


新道『大丈夫だ安心したまえ平和な世界を創る方法なら私が用意してある』


新道『その答えは簡単なものだった…滝沢君、君に聞くが、この世で一番恐ろしい“兵器”とは何か分かるかね?』


立ち尽くす滝沢達。


新道『その兵器とは、“銃”でも“核兵器”でも、“ウィルス兵器”でも無い』


新道『この世で最も恐ろしい兵器とは、我々“人類”そのものなんだよ』


新道『今まで、人類は己の“欲望”のままに、殺しや、裏切り、自然破壊、戦争を繰り返してきた』


新道『このままでは、いづれそう遠く無い未来に、今度は“人類”処か、“地球自体”が耐え切れず消滅してしまうだからこそ今私が考えた“Memory's ark”計画を行う時なのだ』

新道の計画を聞き滝沢達が一斉に声を上げて驚く。


滝沢『“Memory's ark”計画』


茂『………』


リン『“Memory's ark”計画』


雪華『“Memory's ark”計画』
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