あなたしかいない。


「-美月、」


懐かしい甘い声で、
2年ぶりに名前を呼ばれる。


「仁、久しぶりだね」


凄く愛しい人にあった、
そんな感覚でいっぱいで。

でも私達はもうきっと、
会っちゃいけない。

そんな気がしてたのに。


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