我ら アホガク バレーボール部

バレー部緊急ミーティング ~三郎~

ほんまむちゃショックやで



そんなんありえへんやんか



俺たちに頑張れって言うといて

自分はガッコ自体辞めてまうなんて



そりゃ俺たちにはわからんような

大人の事情がいろいろ

あったんかもしれへんけど



それにしたって

無理やりキャプテンにさせられた

俺の立場も気持ちも関係なかったん



なぁ 長谷部先生?



まだ4人しかおらんけど

みんな 少しずつ

トスとかレシーブとか練習して

なんかやっとちょっと

もっと本格的にバレーやりたいって

思い始めてきたとこやったのに



近畿大会出場って

目標も決めたばっかりやんか





なぁ みんな どうする?



「どうするって・・・顧問おらんかったら部活できへんのちゃうん?」

スミ(角田)がそう言うた。



こいつは身長小さいけど

うちのガッコの中ではかなり頭ええほうや



なんか公立も普通に受けてたらしいけど

当日風邪引いて試験受けれんくって

シブシブ すべり止めのアホガクに

入学したらしい




「俺らだけでやってようや」

ホワ(白石)が言うた



こいつはアホやけど

むっちゃゲームオタク



バイト代全部

ゲームソフトに

つぎこんでるらしい


176~7あるから

バレー部に誘ったら

なぜかすぐについて来た




「そんなんやっても顧問おらんかったら試合とかも出れへんのんちゃうん? 意味ないやん」

ミッスィー(三島)はそう反論したなぁ



たぶんこいつが

今のバレー部で一番上手い

中学では補欠やったらしいけど

ちゃんとした経験者や



結局 集まって話し合っても

なかなか結論なんて出んかった
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