わたしの存在




私たちが今、
今まで食してきた
生き物たち
今まで利用してきた
生き物たちや自然


それらに襲われたら
抵抗してはいけない。
する権利がない


戦いもせず
ただ自分たちが
やられるのを
黙って見ているだけ


だって今まで
生かして貰えたのだから


そして私たちの世界には
それを当たり前と
考えて、感謝してない人が多々いる。


だから、怒って
わたしたちを危機に
さらしても

文句を言えるはずが
ないのだ。



そんな感情を
私はエビの殻を剥きながらふと考えていた。




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