夢と恋のあいだ
最終章 大切なキモチ
30分後。


病院の中で私はある部屋を捜していた。



「あった!」


ついた場所は…ロッカールーム。




部屋の中に入ると、従業員用のロッカーが並んでいた。


私はロッカーを次々に開けると、あるモノに目が止まる。



「これこれ♪」


私はソレを取り出すと着替えた。




私が着替えたモノは、お掃除をする人が切るダサい作業着。



タオルを頭に巻くと気合いを入れた。



「うっしゃあ!!」



次に向かった先は掃除用具室。


ホウキとモップが入っている籠を外に出すと、それを運んであたかもこの病院で働いている人に成り済ました。




ん?なんで慣れてるかって?



昔このようなバイトをしていたから!



私は鼻歌を歌いながら廊下を突進んでいると、ある部屋から人の声がした。



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