天使と吸血鬼

授業の時でも、
先生と目が合うと、
何故か緊張をしてしまう。

楓は笑っているが、
私の心の中は爆発しそうで、
仕方かなった。

「エリカって面白い。」

「五月蝿いよ。」

昼休み楓とご飯を食べていると、
楓は私をからかうのが、
面白いみたいだ。

「いくら彼氏になっても、
無理なものは無理です。」

「ふ～ん。
けどそんなエリカが、
また可愛いから好き。」

楓が私に抱き付いてくると、
後から影を感じた。

「俺の彼女だぞ。」

後を振り向くと、
先生がいたので驚いた。