肉食女子×草食男子
俺はケータイと財布を持って靴を履いていた。


「奏、牛乳と醤油買って来て?よろしくね♪」



……母さんまで…。


俺は肩を落として手には真紀ねぇの大量の服。



パシられるのは慣れてる。



年が離れた3人の姉達は俺を召し使いのように扱う。



もともとウチの家庭は母さんが権力を持ってるから女は強い。



父さん似の俺は父さん同様に女4人に尻に敷かれてる。



3人共頭いいのに俺だけがバカだから頭では勝てないし…。



「おい奏!サッカーしようぜ?」



公園の前を通った時声がした。




< 5 / 22 >

この作品をシェア

pagetop