隣のアイツ
「最悪~雨降ってきちゃった。俊介。
走るよ!」


「は?」


雨宿りすればいいと言う前にみいは、走り出していた。


ったく。


みいの馬鹿。


雨に濡れたら、、、


俺は慌てて、ジャージをみいの制服に掛けた。


みいは首を傾げた。


「私寒くないよ?」


「馬鹿。
雨に濡れたら制服透けんだろーが!
ったく、他のやつに見られたらどーすんだよ!」


俺は、少し怒った。


するとザー


さっきより雨が酷くなった。


「ほらっみい行くぞ!」


「待ってよ~」


俺とみいは走って家まで行った。




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