恋のしるし~GIRL’S♪SONG~

体育祭!!準備♪

-翌日


「そろそろ体育祭だね!!」

「愛莉…テンション高いね…。」


この頃、愛莉はあたしが5人と一緒にいても普通に話しかけてくるようになった。


「だってウチの学校の借り物競走とか面白いもん♪」

「あぁ~、なんか高校と中学とじゃ違うみたいだね~。」

「うん♪」


愛莉はすっごい女の子っぽい性格してる割に、
こういうお祭り騒ぎは大好きだ。


-HR


「それじゃ、体育祭実行委員を決めるぞ~。」


めんどくさ…。

誰か適当にやっといてよね…。


「これは、男女各1人だ! 誰かやりたい奴いるか~?」


誰かいんのかな…。


「はいはぁ~い!! 僕やるッ!!」


そう手を挙げたのは櫂。


「雨海か…。お前芸能活動の方は大丈夫なのか?」

「全っ然大丈夫!!」


そう言えば櫂もこういうの好きだよな…。


「…!」


って事は愛莉…。

あたしが愛莉の方を見ると、愛莉はあたしを見てニコッと笑った。

あ、やるんだ…。


「じゃ、男子は雨海だな。

っと、女子は…。」


愛莉が手を挙げるより先に


「先生ぇ!」


櫂が発言した。


「なんだ?」
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