恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
-翌日…


「おはよぉ、美希!」

「おはよ! 愛莉♪」

「どう? MILDとの生活は?」

「え~っ、微妙ー。」

「えぇ~!! あ、でも女の子達が黙っていなさそう…。」

「やっぱりぃ? あたしも思った…。」

「私、絶対に美希の味方だからね!?」

「ありがとっ、愛莉♪」


…この会話は…大的中でして…


「あっ…。」


下駄箱を開けたあたしは絶句。

上履きが無い…。


「いきなり!?」

「美希…下駄箱の上…。」

「お? あ…上に乗せてあるだけ…なのね。」


上に乗せてあるだけだけど!!


「…愛莉、取ってもらってもいい?」

「いいよ…?」


あたしの身長じゃぁ届きません!!!


「はい、美希。」

「…ありがと。」


周りからは女の子のクスクス声。

ムカつく~~~~~ッッッ!!!!!


「そうやって楽しんでりゃいいでしょ!
バッカみたいぃ!!!」

「まぁまぁ美希…。」

「うぅ~~~!!!!!」


こうして、あたしは高校生活2日目にして…
いきなりいじめられるのでした…。





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