‥‥you‥‥
chapter1

喜び













‥プルルル‥‥‥




『もしもし?』



でた




あたしの大好きな人の声





少し低めで男らしく

でもどこか安心できる、

そんなとこ


















スキ。















『もしもし慶ちゃん!?

今からちょっと

会えるかなあっ?』





『うん、大丈夫だよ

スグ行くね』






いつだってすぐ

来てくれる





前に聞いたら



『奈緒みたいな可愛い子

ひとりで待たせてたら

危ないだろ』

って










冬は寒いからって

特にスグ来てくれる、

そんなとこ




















スキ。



















あたし達は

近くのファミレスで待ち合わせした












ファミレスに着くと








『奈緒!こっちだよ』
















いた













大好きな慶ちゃん。













優しく微笑んで

たまにくしゃって笑う、

そんなとこ




















スキ。

























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