Pinky
なんか啓に悪い事したんかな…。



「あー、暗い暗い!プラスに考えなきゃ!ね?」



「うん。」





でも気になる。



「後30分あるから校内2人でまわってきたら?」


「ほんま!?いいん!?」


嬉しい!

啓と一緒にいられる!






…と思ったら。




「ダメやで。美緒ちゃんと啓がいなくなったらお客さんへるやん。」



さっ君…空気読めよ。



まぁ、私が啓の事好きなの知らないのに無理ないか…。



「そーだよ。後夜祭あるんだからクラスのためにも頑張ってくれ!」



クラスメートにまで言われた。



「しょうがないか…。」




私は結局、最後の最後まで働いた。
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