秘密の同居



え?と聞き返そうとした瞬間、夏木君の顔が近づいて来て、あっという間に唇に温かくて柔らかい感触を感じた。


!?


驚いて夏木君の身体を押したが、ビクともしない。


『んっ、ん~~~!』


あたしの抵抗を無視して、舌が入って来た。
ビク、として目を閉じた瞬間、殴られて切れた場所を夏木君の舌につつかれた。


痛ー!!!


思いきり夏木君を突き飛ばすと、力いっぱい叫んだ。


『痛いっバカ!!』


怒るあたしにニヤリと笑うと、


「わざとだよ。
大丈夫らしいから、遠慮してたけどさせてもらった。」


と色っぽく言った。


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