秘密の同居
『……んっ…』
ギュッと夏木君の背中の裾を掴むと、そのままソファーに押し倒された。
さすがに驚いて、離れた夏木君の顔を見上げると、見た事のない様な色っぽい表情であたしを見下ろしていた。
『夏木君………?』
すると、夏木君があたしの首に顔を埋めた。
顔にかかる髪と、首筋にかかる息にあたしはこそばゆくて少し身をくねらせる。
その瞬間、少しチクリとした痛みを感じた。
顔を上げた夏木君を目を丸くして見上げていると、クスっと笑って自分の首を指差した。
「後で見てみろよ。」