秘密の★オトナのお勉強①
「あゆは…」
「…何よ」
「…あゆは俺の夢、応援してくれてるんじゃなかったのかよ!」
学校中に光輝の怒鳴り声が響く。
近くにいた生徒は、あたし達の喧嘩をただ傍観していた。
「俺の夢、応援してくれてるんじゃねーのか?あゆの言葉は、全部嘘だっていうのか?」
「そ…それは…」
つい、言葉が詰まってしまう。
…ヤバイ、光輝が完全にキレてる。
キレた光輝は、あたしでさえも止める事が出来ないのだから。
返事に困っていると、光輝があたしに冷たい視線を送ってきた。
「…分かったわ。あゆがそんな気持ちでも、俺は夢を諦める事が出来ねぇ。だから…別れよう、俺達」
…この時、あたし達の全てが終わった。
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