【実】病気になってた私
結婚
同棲をして始めて3年が過ぎた。
私の体調は、相変わらずで、病院に行っても相変わらず、異常は無かった…。このまま一生こんな生活が続く、そう思っていた。
頭が割れそうに痛くなる事もあるようになった。
そんな日々で私は、とうとうヒデに言った。
「私は、このまま一生こんな生活をしないといけないかもしれない。ヒデの行きたい所にも行ってあげられない。何もしてあげられない。だから私と別れて、これからは好きな事をもっとして欲しいんだよね。」
するとヒデは
「今まで、何の為に一緒にいたんだよ。」
凄く寂しげな顔をして言った。このままじゃ私は、ヒデを苦しめるだけ。今別れないとヒデはつまらない人生を送るだけ。
そう思った私は、強い口調で言った。言いたく無かったけど、こうでも言わないとヒデは前には進めない。
そう思って私は言った。
「って言うか。ヒデといても酷くなる一方だし、ヒデの給料じゃ生活もやっとだし。同情されて一緒にいられても、キツイだけなんだよね。」
と、きつく冷たく言った。私達は終りだと思った時、ヒデは呆れたように言った。
「ばかみてぇ。俺が今まで、同情して一緒に居たと思ってんの?一緒に居て楽しいから、幸せだから一緒にいるに決まってるだろ。じゃなきゃ、とくっに別れてるよ。それに、俺は、お前の症状は絶対良くなるって思ってる。」
そう言った。
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