【実】病気になってた私
同棲
同棲を始めた、私達だったが、ヒデの給料は、けして良い金額では無く。
貧しい日々も続いた。そんな中、私の症状は酷くなる一方だった。倒れる事が怖く外に出れなくなっていったのだ。
その為、私は仕事が出来ず、ヒデの給料だけで生活をしないといけない状態だった。
ヒデとも二人で昔みたいにデートや外食も出来なくなっていった。部屋の窓から楽しそうにデートをしているカップルをみて、羨ましかった。
それと同時にヒデに対して申し訳なかった。自分の思い通りにならない体にもイライラして、毎日ヒデのいないとこで泣いて過ごした。
ヒデの前では明るく振る舞った。
私は、小さい時から外が好きで、家にじっとしているより体を動かすのが好きだった。
なのに…
どうして、外に出れなくなったんだろう。
外に出たい。でも怖い…。
そんな日々が続いた。
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