青柳高校生徒会補助役員!!〜上〜
オレは[生徒会補助役員]の仕事そのものには、そこそこ満足していた。
中学時代は放課後になると、理由もなくただただバスケの練習をしていた。
部活ってもんが、学生時代の青春の思い出の枠組みになる言われているが、オレはどうもやりがいを感じてはいなかった……
自分のしていることが[当たり前]なこと……認識すればするほどイヤになっていた……
[生徒会補助役員]の仕事は、オレの理想の[青春]と言えるに十分なものだ。
一風変わったあの雑務は、地味ではあるが、オレが一番嫌う[普通]なものとは違う……
オレはあそこで、オレにしかない[青春]を桜花してやるさ……
幸い1人じゃないしな……